柔らかな風合いと丈夫な作り込み

亀田縞は手紡ぎ風ムラ糸を原料に用い、糸の一本一本に染色を施し,およそ3000本の糸を慎重に織り上げて行きます。柔らかな風合いと丈夫な作りで定評があります。

体の一部になる柔らかさ

できあがった布は,職人の目と手によって,隅から隅まで徹底的に検査されます。検査された布に洗い工程を繰り返すことで,しなやかで,型崩れしない安定した布地に仕上がっていきます。仕上げの行程には,強度や張り,風合いの調整のため通常施される樹脂加工などは一切行ないません。亀田縞は天然素材であることを大切にしているからです。

時間と手間のかかるこれらの行程と作業を経ることで,伝統の風合いと柄と,そして使うためのものづくりによって生み出される美しさを兼ね備えた高い品質の布に仕上がります。

亀田縞の質感は、まるで体の一部になってくれるかのような柔らかな風合いを作り上げています。

 

丈夫な作り込み

亀田縞は農作業者の織物として、広くは東北地方の農民にまで親しまれてきた織物です。発生は1700年代後半と言われ、古い歴史があります。亀田郷はかつて芦沼と呼ばれる低湿地帯で、腰まで水に浸かっての過酷な農作業を行っていました。

そんな中で、亀田縞の野良着は、水や泥汚れにも強く、しかも洗えば洗うほどしなやかに体に馴染むものとして、長年改良が加えらてきました。過酷な農作業をささえた力強さと、農家の女性の手が生み出した健やかさが、縞木綿の底力となっています。


良質な製品を長く愛用したい方にお勧めいたします。亀田縞ならではの柔らかな風合いと生地の丈夫さ、日本の伝統の布生地をぜひ手にとって体感してみてください。