用の美と日本のものづくり

 

 


 

 

糸の一本一本に伝統の風合いを再現するための染色を施し,およそ3000本の糸を慎重に,柄に合わせ,手作業でセットします。
蓄積された知識と経験を持つ,熟練の職人でなければできない織機の微妙な調整により,亀田縞は織りあがっていきます。

できあがった布は,職人の目と手によって,隅から隅まで徹底的に検査されます。
検査された布に洗い工程を繰り返すことで,しなやかで,型崩れしない安定した布地に仕上がっていきます。
仕上げの行程には,強度や張り,風合いの調整のため通常施される樹脂加工などは一切行ないません。亀田縞は天然素材であることを大切にしているのです。

時間と手間のかかるこれらの行程と作業を経ることで,伝統の風合いと柄と,そして使うためのものづくりによって生み出される美しさを兼ね備えた高い品質の布に仕上がります。